不動産ニュース / その他

2020/9/8

年間エネルギーを83.2%削減/東急コミュ

 (株)東急コミュニティーは8日、「東急コミュニティー技術研修センターNOTIA」(東京都目黒区、以下、NOTIA)における初年度の年間エネルギー削減効果について公表した。

 NOTIAは、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)のNearly ZEBを取得している同社の研修施設。
 竣工年度である2019年度は、同社および施設の設計・施工を行なった清水建設(株)等と連携して、エネルギーマネジメントを推進。高効率空冷モジュールチラーを採用して輻射空調用中温冷水を生成し熱源効率を向上させた高効率熱源システムの採用や、屋上・壁面に太陽光パネル139枚を設置してのエネルギー創出、さらに、全館LED照明とした上で昼光連動制御、スケジュール制御などによる照明エネルギー削減が特に大きく寄与したという。さらに、各設備の省エネルギーに向けた運用改善を徹底させた結果、Nearly ZEB基準値である75%を大きく上回る83.2%のエネルギー削減を実現させた。

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