三井不動産(株)は18日、日本最大級のPark-PFI事業「Hisaya-odori Park」(名古屋市中区)を開業した。
名古屋市栄地区の名古屋市久屋大通公園(北エリア・テレビ塔エリア)において、名古屋市の民間事業者パートナーとして、南北約1kmにわたる公園の再整備と24棟の商業施設の設置を進めてきた。オープン後の公園は、名古屋市から指定管理者として選定を受け、同社が運営・管理を行なう。
商業施設は「RAYARD Hisaya-odori Park」で、同日開業。7月に開業した東京・渋谷の宮下公園との一体開発である「RAYARD MIYASHITA PARK」に続く、公園一体型商業施設の同社新ブランド「RAYARD(レイヤード)」第2弾となる。
同施設は、名古屋市営地下鉄「栄」駅・「久屋大通」駅隣接。敷地面積約5万4,000平方メートル、鉄骨造2階建て(一部平屋)、延床面積約8,000平方メートル、貸床面積約7,200平方メートル。名古屋市初出店22店舗を含む、飲食・物販あわせて全35店舗が出店。公園内の芝生で楽しめるよう、多くの飲食店でテイクアウトメニューを用意する。
公園内には芝生広場「ケヤキヒロバ」と「シバフヒロバ」および「テレビトーヒロバ」「ミズベヒロバ」「メディアヒロバ」の5つの広場を有し、これらを会場に、ハンモックに揺られながら心地よい音楽を楽しめるハンモックデイやファーマーズマーケット、朝活ヨガなど様々なイベントも開催する予定。案内所や情報発信の機能を持つ移動式拠点・フードやドリンクを販売するパークトラックやパークワゴンも出店する。
今後は、リニューアルオープンする名古屋テレビ塔とともに、新たなヒト・モノ・体験・文化に出会い、新たな価値を生み出すコミュニティが創出される場を提供していく。