不動産ニュース / 開発・分譲

2020/9/30

野村不、梅田に関西初の法人向けシェアオフィス

「H1T梅田」

 野村不動産(株)は30日、法人向けサテライト型シェアオフィス「H1T(エイチワンティー)梅田」(大阪市北区)を開業した。関西地域では初出店となる。

 開放的なオープン席、完全個室ブース席、最大12名収容会議室など多様な執務スペースを用意。スマートロックで入退室を管理し、ログ情報を常に入手、セキュリティカメラによる防犯対策も講じている。新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、除菌対策および備品を追加設置、係員巡回による各現場の清掃等を実施。防犯カメラによるマスク着用有無の検知を行なうシステムも導入している。料金形態は従量課金制で、契約・基本料金がなく「15分150円」からの利用が可能。契約期間は6ヵ月(自動更新)。
 また、(株)MJEが展開するシェアオフィス「billage」との提携を決定しており、10月以降「H1T会員」は関西地域で順次4拠点を利用できる。 

 「H1T」は、働き方の多様化と効率化に応えるサテライト型シェアオフィスブラントとして2019年10月にサービスを開始。都心および郊外ターミナル駅周辺の35拠点で展開している。緊急事態宣言解除以降、会員数が2倍以上になるなど需要の伸びは顕著で、現在の会員数は7万5,000人超。
 今後は、都内、郊外、地方展開を含め、20年度中に提携先含む80拠点(うち同社開発45拠点)、中期目標として27年度中に提携先含む300拠点(うち同社開発150拠点)の開設に向け事業を推進していく。

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