不動産ニュース / その他

2020/10/6

秩父と西武線沿線をつなぐ、新ワークスタイル提案

コワーキングスペース「働空間」

 西武鉄道(株)はこのほど、(株)via-at(ヴィアート)(茨城県つくば市、社長:河嶋 茂氏)、オフィスプラス(株)(埼玉県秩父市、社長:出浦洋介氏)と業務提携し、秩父地域において、新しいワークスタイルを応援する取り組みを開始する。

 今回の取り組みでは、オフィスプラスが運営するコワーキングスペース「働空間(はたらくうかん)」(埼玉県秩父市)を活用する。秩父市が所有する「秩父ビジネスプラザ」内にあり、西武秩父線「西武秩父」駅から徒歩2分に立地。秩父で唯一、市役所と連携したコワーキングスペースで、補助金制度やワーケーションなど、さまざまな取り組みを実施している。
 Wi-Fiを完備し、オープンライブラリー(新聞・雑誌)、複合機を設置、リラックスブース、ミーティングスペースなども備えている。営業時間は平日7時30分~21時、土日祝日10時30分〜18時。利用金額(税込・利用者一人当たり)は半日1,680円、1日上限2,480円。

 via-atが展開するワークスペース共通利用プラットフォーム「via-at」に登録することで、スマートフォンでスムーズに入退館管理、クレジットカード決済が可能となる。同社は、沿線在住者に対し、「働空間」に関する情報を駅や各種媒体等で発信。秩父地域だけでなく西武線沿線において、関係人口(移住した「定住人口」や観光に来た「交流人口」ではなく、地域や地域の人々と多様に関わる人々のこと)の創出・拡大につなげ、地域活性化や新たなビジネスモデルの創出を目指す。  

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コワーキングオフィス

独立して働く人々が共同利用しながら働く事務所。そのような場所を「コワーキングスペース」ということもある。

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「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。