不動産ニュース / 開発・分譲

2020/10/12

東急不グループ、練馬区のシニア住宅に中間期介護機能

「共用棟」の中間期介護を行なうデイルーム

 (株)東急イーライフデザインは12日、子会社の(株)光ガ丘ヘルスケアが所有・運営する介護付有料老人ホーム「光が丘パークヴィラ」(東京都練馬区、一般居室119室・介護居室20室)の増築棟をマスコミに公開した。

 都営大江戸線「光が丘」駅徒歩21分、東武東上線「成増」駅徒歩16分に立地。鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建て。生活支援から介護・看護・医療支援・終末期介護まで一体で提供できるシニア住宅を目指して1985年に開業。2019年6月に東急不動産ホールディングス(株)の傘下に入り、人生100年時代に見合う新たなシニア向け住宅および中間期の介護機能サービスの提供を目指し増築した。

 従前は、敷地面積1万500.80平方メートルに、シニア住宅とケアセンター、緑豊かな中庭で構成。今回新たに「シニア住宅東棟」と「共用棟」を増築した。増築後の延床面積は1万2,340.41平方メートル。

 シニア住宅東棟(総室数18室)は、延床面積1,530.81平方メートル。既存住戸は1ルーム・1LDK(40.5・49.5平方メートル)とコンパクトであるため、新たに1LDKと2LDK(53.44~62.68平方メートル)を用意。2ベッドの設置が可能で、夫婦で広めの部屋に住みたい人のニーズに応える。既存入居者の8割が女性であることから、女性入居者を想定し、広めの収納スペースを備えた。18戸中南向き住戸が6戸、東向きが12戸。9月に入居開始しており、南住戸を中心にすでに半数以上で成約済みとなっている。

 「共用棟」は、延床面積838.47平方メートル。シニア住宅とケアセンターの中間的な位置付けの「中間期介護エリア」として、デイルーム(95平方メートル)および多目的ホール(70平方メートル)で構成する。病気・けがの回復途上で手厚い見守りが必要など、自立期と介護期の間の高齢者を対象とし、日中の見守り等に活用する。リハビリ体操や作業療法、コーラスなどのアクティビティなど、さまざまなサービスも提供していく予定。

 料金プランは、今回より前払い方式に加えて月払い方式を新たに導入。1LDK(55.2平方メートル/入居年齢80歳・1人入居の場合)で前払い4,968万円+月額費用14万7,318円、月払いの場合は入居時費用103万5,000円+月額費用49万2,318万円。

 光ガ丘ヘルスケア代表取締役で医学博士の中村美和氏は、「35年前の開所当初の平均年齢は72歳で、今では87歳。100歳超の方は5人いて、その予備軍もいっぱいいる。以前より介護期間が長くなり、それにつれて日中に部屋で過ごされるのに支障がある方が増えてきた。そうした方々を集団的に介護できる場所として、今回、共用棟をつくった。老後が長くなっても安心できる施設を提供していきたい」などと抱負を述べた。

1LDKモデルルーム
2ベッドが設置可能で、夫婦で広めの部屋に住みたい人のニーズに応える

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