不動産ニュース / その他

2020/10/20

管理士協、新会長に全宅連・坂本 久会長

新任の挨拶、今後の抱負を述べる坂本新会長

 (一社)賃貸不動産経営管理士協議会は19日、第9回定時総会および第15回定時理事会を開催。新会長に、(公社)全国宅地建物取引業協会連合会会長の坂本 久氏を選任した。副会長には、(公財)日本賃貸住宅管理協会会長の塩見紀昭氏、(公社)全日本不動産協会理事長の原嶋和利氏が就任する。

 坂本新会長は、「(任期である)この2年は非常に大切な時期であり、来年6月の賃貸住宅管理業法施行時に、賃貸不動産経営管理士(以下、「管理士」)が業務管理者へスムーズに移行できるよう、国の意向に沿って構成団体が一丸となり、体制強化を行なっていく」などと抱負を述べた。

 併せて、「令和2年度 賃貸不動産経営管理士試験」の受験申込者数が、過去最多の2万9,604人に上ることを発表した。賃貸住宅管理業法における賃貸住宅管理業者に対し、設置が義務化される「業務管理者」の要件に管理士が位置付けられていること、省令において管理士が明記され法体系上の国家資格になることが、受験申込者数増加の要因とみている。

 11月15日開催の試験については、新型コロナウイルス感染症拡大防止の策を講じ、万全な体制で実施するとした。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

賃貸不動産経営管理士

賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を有することを証する資格。(一社)賃貸不動産経営管理士協議会が実施する試験に合格し、登録することによって認定される。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。