不動産ニュース / リフォーム

2020/10/23

京急、品川の古民家を複合施設にリノベ

改修前(左)と外壁改修後(右)の外観

 京浜急行電鉄(株)は22日、築90年超の古民家群をリノベーションした複合施設「SHINAGAWA 1930」(東京都品川区)を2020年冬に開業すると発表した。

 京急線「品川」駅徒歩10分にある古民家5棟をリノベーションする。かつて東海道五十三次の最初の宿場として栄えた品川宿に程近く、施設を含む周辺に点在した木造建築は「しながわ100景」に選ばれるなど、江戸の面影が残るエリア。

 全5棟のうち、1棟を(株)ユニアス、PORTOが運営するコワーキングスペース、もう1棟を、ユニアス、おとなのまなび合同会社が運営するソーシャルカフェとして改修、開業する。5棟全体の延床面積は約457平方メートル、地上2階建て。

 コーディネートおよび運営は、多数のリノベーション事業を手掛ける京急グループの(株)Rバンクが行なう。今後、残りの3棟に関しても開発を検討していく。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。