不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2020/11/9

全事業グループが売上増/飯田GHD21年3月期2Q

 飯田グループホールディングス(株)は9日、2021年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(20年4月1日~9月30日)は、売上収益7,383億2,000万円(前年同期比12.4%増)、営業利益526億4,700万円(同12.0%増)、税引前利益512億7,500万円(同13.6%増)、当期利益347億2,800万円(同14.0%増)となった。

 各事業グループの戸建て分譲実績は、一建設グループ6,727件・売上収益1,739億1,900万円(同18.8%増)、飯田産業グループ3,892件・1,230億9,600万円(同3.6%増)、東栄住宅グループ2,705件・882億7,900万円(同17.0%増)、タクトホームグループ2,432件・689億200万円(同16.4%増)、アーネストワングループ6,235件・1,427億1,200万円(同9.5%増)、アイディホームグループ2,190件・543億5,000万円(同14.1%増)。販売棟数は2万4,187棟(同12.2%増)。事業売上収益6,514億3,100万円(同12.6%増)、売上総利益907億2,000万円(同3.5%増)と増収増益。

 マンション分譲事業も、販売戸数は755戸(同5.3%増)。売上収益399億3,500万円(同29.0%増)、売上総利益59億9,200万円(同53.0%増)と増収増益となった。請負工事事業は、新型コロナウイルスの影響で事業活動の制約を受け、引き渡し棟数は1,416棟(同12.4%減)に減少。売上収益303億5,300万円(同4.3%減)、売上総利益81億3,600万円(同2.1%減)となった。

 20年3月期決算発表時点では未定にしていた通期予想については、売上収益1兆3,800億円、営業利益900億円、税引前利益は860億円、当期利益は580億円とした。住宅需要の先行きが不透明なことから、通期販売棟・戸数は、分譲戸建てが4万4,300棟(同1,473戸減)、マンションが1,550戸(同401戸減)といずれも減少を見込む。

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