(株)サンケイビルは9日、2021年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。
当期(20年4月1日~9月30日)は、売上高348億1,700万円(前年同期比45.2%減)、営業利益18億4,500万円(同83.8%減)、経常利益17億9,300万円(同83.6%減)、当期純損失8億9,900万円(前年同期:当期純利益67億3,100万円)。賃貸オフィスビル等売却による反動減及び、ホテル・リゾート事業における新型コロナウイルス感染症による休業等の影響で最終赤字に。
ビル事業は、商業施設及び貸会議室が新型コロナウイルス感染症の影響を受けたことに加え、前期に稼働ビルを売却したことで賃料収入も減少し、売上高64億1,900万円(前年同期比3.3%減)、営業利益13億600万円(同22.6%減)。
資産開発事業は、前期発生した不動産販売収益等の反動減で、売上高56億6,400万円(同79.5%減)、営業利益12億3,900万円(同82.1%減)となった。
住宅事業は、分譲マンションの販売増や賃貸物件の売却が寄与。売上高115億5,800万円(同46.6%増)、営業利益21億7,300万円(同9.1%増)だった。
ホテル・リゾート事業は、新型コロナウイルス感染症拡大による各施設における休業の発生、稼働率の大幅な悪化により、売上高48億7,900万円(同66.0%減)、営業損失19億2,600万円(前年同期:営業利益16億2,700万円)となった。