不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2020/11/9

コロナ禍で営業赤字/コスモス21年3月期2Q

 (株)コスモスイニシアは9日、2021年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(20年4月1日~9月30日)は、売上高382億700万円(前年同期比11.5%減)、営業損失5億4,200万円(前年同期:営業利益25億3,500万円)、経常損失3億1,000万円(同:経常利益23億3,200万円)、当期純損失1億4,100万円(同:当期純利益19億4,700万円)。アパートメントホテルが新型コロナウイルス感染症の影響で一部施設を休業し、特別損失70億円を計上。レジデンシャル事業も減収減益となったこともあり、営業赤字となった。

 レジデンシャル事業では、リノベーションマンションの引渡戸数が減少、売上高総利益率も悪化し、売上高95億3,900万円(前年同期比15.3%減)、セグメント損失10億7,500万円(前年同期:セグメント損失2億9,700万円)。

 ソリューション事業は売上高221億1,700万円(前年同期比26.8%増)、セグメント利益23億9,600万円(同24.5%減)。宿泊事業は前年同期にアパートメントホテルで開発物件の売却があった反動や、新型コロナウイルス感染症の影響により、売上高1億8,300万円(同95.6%減)、セグメント損失13億8,700万円(前年同期:セグメント利益3億7,500万円)となった。

 当期の新築マンション・新築戸建ての引渡計画に対する契約進捗率は、それぞれ64.5%、42.9%と、新型コロナウイルス感染症による営業自粛はあったものの概ね計画通りに進んでいる。

 なお通期では、売上高1,050億円、営業利益0円、経常損失8億円、当期純損失8億円を見込んでいる。

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