不動産ニュース / ハウジング

2020/11/13

戸建て関連事業が好調/オープンH 20年9月期

 (株)オープンハウスは13日、2020年9月期決算(連結)を発表した。

 当期(19年10月1日~20年9月30日)は、売上高5,759億5,100万円(前期比6.6%増)、営業利益621億2,900万円(同7.5%増)、経常利益773億5,700万円(同40.8%増)、当期純利益594億9,100万円(同51.0%増)。8期連続、過去最高の売上高、利益を更新した。なお、当期は(株)プレサンスコーポレーションの持分法適用関連会社化に伴う投資利益を177億8,600万円計上している。

 主力の戸建関連事業では、コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたこと、テレワークの機会が増えたことにより戸建住宅に対する注目が高まり、仲介契約件数は6,940件(同26.1%増)と好調に推移。都心部戸建分譲(オープンハウス・ディベロップメント)では、土地分譲2,645件・売上高1,080億6,100万円(同8.0%増)、新築一戸建て2,804件・同1,166億9,700万円(同18.2%増)、建築請負1,597件・同236億2,200万円(同7.8%増)を計上。建築請負(オープンハウス・アーキテクト)は請負棟数を伸ばし、内部取引を含む売上高555億800万円を計上した。それらの結果、同セグメントの売上高は3,796億5,600万円(同11.5%増)、営業利益は406億7,700万円(同24.7%増)となった。

 マンション事業は、1,224戸を引き渡し、売上高579億3,200万円(同4.5%減)を計上し、セグメント売上高は581億6,900万円(同4.6%減)、営業利益は96億800万円(同11.2%減)だった。

 収益不動産事業は、コロナ禍においても、顧客の事業法人、富裕層が投資対象とする賃貸マンション、オフィスビル等に対する需要は高く、販売は順調に推移。セグメント売上高1,121億5,400万円(同3.5%増)、営業利益104億8,500万円(同38.7%減)となった。

 次期は、売上高6,340億円、営業利益690億円、経常利益700億円、当期純利益500億円を見込む。

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