不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2020/11/16

コロナの影響で増収減益/リロG21年3月期2Q

 (株)リログループは12日、2021年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(20年4月1日~9月30日)の売上高は1,638億5,000万円(前年同期比10.3%増)、営業利益53億6,100万円(同39.4%減)、経常利益66億2,800万円(同30.7%減)、当期純利益40億5,300万円(同35.9%減)となった。

 リロケーション事業では、借上社宅管理事業の管理戸数が増加したことで、管理手数料収入が前年同期を上回った他、賃貸管理事業においては、前連結会計年度に複数の企業がグループ入りしたことから事業基盤が拡大した。一方で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による世界的な渡航制限等により、海外赴任支援世帯数は前年同期を下回って推移。その結果、売上高は1,235億1,900万円(同8.1%増)、営業利益34億900万円(同26.4%減)となった。

 海外戦略事業では、前連結会計年度にグループ入りしたBGRS Limitedが事業基盤の拡大に貢献した一方、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により顧客企業による赴任に関するニーズが減少し、営業利益が前年同期を下回った。売上高は251億9,700万円(同61.2%増)、営業損失7億8,400万円(前年同期:営業利益8億6,700万円)。

 通期については、売上高2,900億円、営業利益98億円、税金等調整前当期純利益113億円、当期純利益55億円を見込んでいる。

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