不動産ニュース / 開発・分譲

2020/11/20

明和地所、横浜でクリオM初のZEH

「クリオ レジダンス横濱綱島」外観完成予想図

 明和地所(株)は20日、11月下旬に販売開始予定の「クリオ レジダンス横濱綱島」(横浜市港北区、総戸数100戸)に、「ZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション オリエンテッド)」を採用すると発表した。同社が展開するクリオマンションに導入するのは初。

 「ZEH-M Oriented」とは、住まいの断熱性能を大幅に高め、さらに高効率設備システムを導入し、快適な空間環境を保つことで、一次エネルギー消費量を20%以上削減。年間の一次エネルギー収支を正味「ゼロ」に近付けることを目指したマンション。

 全戸に家庭用燃料電池「エネファーム」を装備。専有部には、節水・節湯機器、高効率ルームエアコン・LED照明、複層ガラス、樹脂サッシなどを採用し、「一次エネルギー消費量20%以上削減」を達成する。また、敷地内に水盤や植栽を配し、直射日光による建物への蓄熱を抑制。専有部は、全戸の玄関に換気用の通風窓や換気機能付き玄関ドアを採用し、風通しの良い住戸プランとした。

 同物件は、東急東横線「綱島」駅徒歩16分、横浜市営地下鉄グリーンライン「日吉本町」駅徒歩10分に位置。敷地面積3,640.32平方メートル、鉄筋コンクリート造地上7階建て。間取りは2LDK+S・3LDK、専有面積61.77~85.16平方メートル。テレワークに対応するワークスペースやテラス・専用庭、ルーフバルコニーなどを備えた全21タイプを用意している。
 竣工・引き渡しは、2022年3月下旬の予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

テレワーク

働き方のひとつで、情報通信機器等を活用して時間や場所の制約を受けずに柔軟に働く方法をいう。事業所に出勤せずに家で作業する在宅勤務、個人が委託・請負によって作業する在宅ワークなどがあるが、情報通信技術を幅広く活用することが特徴である。 テレワークにおいては、住宅が職場ともなり得る。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。