不動産ニュース / IT・情報サービス

2020/12/2

管理協、IT活用した総会実施でガイドライン

 (一社)マンション管理業協会は2日、「ITを活用した総会の実施ガイドライン」を策定、公開した。

 コロナ禍への対応、今後のIT利活用の拡大を視野に入れた「新しいマンション管理様式」のあり方について、今年9月「ITを活用した総会の在り方検討会」(座長:鎌野邦樹早稲田大学法学学術院法科大学院教授)を立ち上げ、法的・実務的な論点を整理。ガイドラインとしてまとめた。

 ガイドラインでは、物理的に存在する会場に区分所有者が一堂に会して行なう一般的な総会(リアル総会)に加え、(1)リアル総会を開催する一方、リアル総会の場にいない区分所有者がWEB会議システム等を使って遠隔で出席し、議決権の行使や質疑する「リアル+オンライン総会」、(2)リアル総会を開かず区分所有者等がすべてWEB会議システム等で総会に出席する「オンライン総会」を「新しいマンション管理様式」の第一歩として提示した。

 (1)については、オンライン出席者の出席や議決権行使の取り扱い、オンライン出席者の本人確認等について、(2)については開催場所の考え方や開催手法の選択について、法的・実務的な考え方を示している。

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