不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/1/28

10月の不動産価格指数、住宅総合は微増

 国土交通省は28日、2020年10月分の不動産価格指数を公表した。10年の平均を100として算出した。

 同月の住宅総合指数(季節調整値)は、115.2(前月比0.4%上昇)。住宅地は100.8(同0.8%上昇)、戸建住宅101.1(同0.1%上昇)、区分所有マンションは154.9(同0.4%低下)となった。

 都市圏別にみると、南関東圏は住宅総合117.7(同0.7%上昇)、住宅地103.6(同0.9%低下)、戸建住宅99.6(同1.5%上昇)、マンション149.2(同0.3%低下)。名古屋圏は住宅総合107.4(同変動なし)、住宅地97.2(同1.0%上昇)、戸建住宅101.0(同1.1%低下)、マンション158.0(同1.6%上昇)。京阪神圏は住宅総合120.1(同0.8%上昇)、住宅地112.1(8.6%上昇)、戸建住宅103.1(同1.3%低下)、マンション158.6(同0.3%低下)。

 東京都の住宅総合は128.8(同0.4%上昇)、住宅地110.2(同0.4%低下)、戸建住宅107.5(同2.1%上昇)、マンション155.5(同0.1%上昇)だった。

 また、20年第3四半期の商業用不動産の価格指数(季節調整値)は、116.9(前期比1.7%低下)となった。

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不動産価格指数

不動産価格の動向を示すべく指数化した統計データ。国土交通省が2012年8月から公表している。

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