不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/1/28

首都圏新築戸建て・既存Mとも価格上昇

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社ネットワークにおける2020年12月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 新築戸建ての平均価格は3,981万円(前月比0.3%上昇)。エリア別では、東京23区5,704万円(同1.1%上昇)と2ヵ月連続で上昇し、17年1月以来の最高額を更新した。東京都下4,032万円(同0.7%上昇)も2ヵ月連続で上昇した。横浜市・川崎市は4,318万円(同0.4%上昇)、神奈川県他は3,791万円(同0.2%上昇)となった。さいたま市は3,824万円(同変動なし)、埼玉県他は3,221万円(同変動なし)は横ばいとなるも4ヵ月連続で17年1月以来の最高額となっている。千葉県西部は3,529万円(同0.7%下落)と7ヵ月ぶりの下落、千葉県他は2,874万円(同1.5%下落)と2ヵ月連続で下落した。

 既存マンション平均成約価格は3,188万円(前月比0.3%上昇)。エリア別では、東京23区が4,228万円(同0.1%上昇)と、3ヵ月連続で17年1月以降の最高額を更新した。東京都下は2,541万円(同0.4%上昇)と6ヵ月ぶりに上昇に転じた。横浜市・川崎市は2,955万円(同0.8%上昇)、神奈川県他は2,355万円(同0.2%上昇)。さいたま市は2,568万円(同2.8%上昇)、埼玉県他は2,073万円(同2.0%上昇)と両エリアとも上昇が目立ち、埼玉県他では過去最高額を更新した。一方、千葉県西部は2,233万円(同1.5%下落)と反転下落、千葉県他は1,644万円(同0.3%上昇)と上昇し、2カ月連続で過去最高額を更新した。

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