(株)R65は22日、横浜市が実施する「セーフティネット住宅見守りサービス補助モデル事業」の見守りサービス事業者として登録されたと発表した。
同事業は、賃貸人が抱える単身高齢者の入居受け入れに対する不安の軽減を図り、単身高齢者の民間賃貸住宅への入居促進および居住支援の充実につなげるのが目的。セーフティネット住宅に入居する単身高齢者を対象に「簡単・安心・安価」な見守りサービスを提供する事業者に対し、同市がサービス利用料の一部を補助するもの。実施期間は2020年12月1日~22年3月31日まで。
同社は、高齢者見守りサービス「R65あんしん見守りパック」の実証実験を行なう。同サービスは、対象物件の電気使用量のデータを基に、普段と異なる電気の使用量を検知し、自動音声による電話とメール通知で登録者に異常を知らせるもの。孤独死が発生した場合に備え、家賃保証や原状回復費用等を保証する保険も付帯する。
同社は今後、その他の行政や地方自治体とも連携し、単身高齢者の入居促進および居住支援の充実化に最適な見守りの仕組みを探っていく。