不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/3/31

既存マンション価格、全国的に上昇傾向

 (株)東京カンテイは31日、2021年2月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表示している。

 同月は、「晴」が20地域(前月14地域)に増加し、7ヵ月連続の最多に。「雨」は2地域(同2地域)で横ばい。「曇」は9地域(同11地域)、「小雨」は4地域(同6地域)、「薄日」は12地域(同14地域)にそれぞれ減少した。

 三大都市圏すべてで価格が上昇し、近畿圏は全域の2府4県が「晴」となった。地方中枢都市では、仙台市・広島市・福岡市の3エリアで価格が上昇。前月から引き続き、中心都市は強含みの傾向に。また、地方圏では、北関東地方や四国地方で強含みの傾向が見られ、栃木県・群馬県・徳島県・愛媛県・高知県でそれぞれ天候が改善している。

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