不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2021/4/16

分配金は3,361円/FRC21年2月期

 福岡リート投資法人(FRC)は15日、2021年2月期決算を発表した。

 当期(20年9月1日~21年2月28日)は、営業収益89億400万円(前期比4.5%増)、営業利益30億6,100万円(同3.2%増)、経常利益26億7,700万円(同3.5%増)、当期純利益26億7,500万円(同3.4%増)。1口当たり分配金は3,361円(111円増)。

 オフィスビル、物流施設、住宅は堅調。主要商業施設が前期の新形コロナウイルス感染症拡大の影響による緊急事態宣言期間からの反動増となったものの、ホテルが回復に至らなかった。なお、同投資法人のポートフォリオ構成は、商業施設58.0%、オフィスビル27.7%、その他14.3%。

 次期は、営業収益89億7,900万円、営業利益31億7,600万円、経常利益27億8,700万円、当期純利益27億8,600万円、1口当たり分配金3,500円を見込む。

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投資法人の課税の特例(不動産投資信託における~)

不動産投資信託の投資法人において、法人税を事実上ほぼ免除するという税法上の特例のこと。根拠条文は租税特別措置法第67条の15である。

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