不動産ニュース / 開発・分譲

2021/4/26

分譲マンションへの無人ストア設置、首都圏外でも展開

「store600」

 日鉄興和不動産(株)は、分譲マンション「グランリビオ明野南ヒルトップ」(大分県大分市、総戸数54戸)の、共用設備として、600(株)が提供するマンション専用無人ストア「store600」を設置。20日よりサービス開始した。分譲マンションの付帯サービスとしての無人ストア(Store600、無人コンビニ)の設置は、首都圏(1都3県)以外で業界初となる。

 「Store600」は、従来有人でなければ提供が困難だった、ミニショップやカフェテリア等の共用施設を、低コスト・省スペースで提供するサービス。キッズルームやラウンジ等、設置場所に応じた最適な品揃えが可能で、複合機やコーヒーマシンなどワークスペースに最適なプランも用意する。

 日鉄興和不動産は2020年3月に、600と業務提携を締結。首都圏の集合住宅に「Store600」を全数設置する方針で協業を展開している。今後は首都圏以外でも、物件の特性を踏まえた上で設置を積極的に推進する考え。

 「グランリビオ明野南ヒルトップ」は、大分バス「明野西小前」バス停徒歩4分に立地。敷地面積約3,602平方メートル、鉄筋コンクリート造地上7階建て。住戸は専有面積73.15~111.52平方メートル、間取りは3LDK・4LDK。21年3月に竣工済み。

 同社は、21年以降に九州地区で大分市を中心に3台、22年以降に関西地区で2台の「Store600」を設置する予定。

「グランリビオ明野南ヒルトップ」外観

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