積水化学工業(株)住宅カンパニーは26日、同社が2020年度に新築した戸建住宅のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)比率が85%(北海道を除く)となったと発表した。前年度より5ポイント伸長した。
20年度は、北海道のZEH比率も57%に達し、国の20年度目標であるZEH比率50%を全国で達成した。同社が供給したZEHのうち、基準を緩和した「Nearly ZEH」「ZEH Oriented」を除く純粋な「ZEH」(年間の1次エネルギー収支が正味ゼロまたはマイナス)の比率は92.5%(前年度:91%)と大半を占めている。
また、大容量太陽光発電システムや蓄電池を搭載し、災害等でライフラインが途絶した際も生活を維持できる「エネルギー自給自足型住宅」の累計実績も3万8,000棟を突破、新築戸建販売における蓄電池採用率も62%(前年度:55%)となった。