不動産ニュース / 開発・分譲

2026/6/4

タカラL、マンションに防災仕様を標準化

「レーベン光が丘 GLOW GARDEN」モデルルーム
各住戸のシューズインクローゼットや下足入れに、蓄電池を設置。太陽光パネルで発電した電気を貯める
蓄電池へ貯めた電気は、LDKやトイレにある非常用コンセントから引き出せる

 (株)タカラレーベンは、独自の防災マンションシステム「MIRARESI(ミラレジ)」を、「レーベン」「ネベル」等の同社新築分譲マンション全物件に標準搭載する。同システム搭載初弾となる「レーベン光が丘 GLOW GARDEN」(東京都練馬区、総戸数77戸)を5月下旬に販売開始した。

 「ミラレジ」は、マンションに搭載した太陽光パネルで発電した再生可能エネルギーを蓄電池へ貯め、災害時には防災用電源として使用。給水ポンプを稼働し、水と電気を確保するなどして、居住者の生活の質を維持するレジリエンスシステム。マンションは、停電で給水ポンプが止まってしまうと、受水槽に水があっても住戸に届かないため、トイレが使えなくなる。同システムにより水と電気を確保することで、居住者の「トイレ」と「水」に対する不安を解消する。

 災害時は、管理会社・組合や居住者間の「共助」がうまく機能しないことが多いため、自宅の「トイレ(水)」を使えるようにしておくことで、住民の在宅避難を成立させる。同時に、再生エネルギー活用によりCO2削減に貢献していく。豪雪地帯など太陽光発電の搭載が難しい物件や、JV物件など一部を除き採用し、競合物件との差別化サービスとしてアピールしていく。

 同システムは、(1)共用部を対象にした「MIRARESI Basic」、(2)(1)に一括受電を組み合わせた「MIRARESI Eco-Basic」、(3)共用部と専有部を対象にした「MIRARESI Premium」を用意。(3)では、各住戸にも太陽光パネルを割り当て、各住戸に設置した蓄電池に貯め、日常・災害時の電力として使い、家計の負担軽減にも貢献する。全戸分の太陽光パネルを搭載できる屋根面積が必要なため、8層以下の低中層マンションが対象となる。

 共用部の防災グッズに加え、入居時に2名分の防災グッズと、「ミラレジミッションカード」を配布。災害の事象(停電、浸水、地震等)に応じ、「誰が」「何を」すべきかを可視化した行動指針ツール。共用部・専有部の防災備品を利用し、災害時の迅速な行動を誘発する。また、備蓄品の賞味期限切れを防ぐ「10年そなえる定期便(カタログギフト)」を1~2年に一度、防災の日に郵送する。

 「レーベン光が丘 GLOW GARDEN」は、都営大江戸線「光が丘」駅徒歩14分、西武池袋線「練馬高野台」駅徒歩24分に立地する、鉄筋コンクリート造地上8階建てのマンション。ZEH-M Oriented、認定低炭素建築物仕様。「MIRARESI Premium」を採用し、各住戸に2kWhの蓄電池を設置。貯めた電気は、LDKのマルチコンセント、トイレ、冷蔵庫の防災用コンセントから引き出せる。

 5月下旬に1期35戸を供給済み。7月下旬販売開始予定の2期9戸は、2LDK・3LDK、専有面積約47〜73平方メートル。販売予定価格は、5,900万円台~8,900万円台。坪単価は約400万円。反響の中心は、地元豊島区在住のプレファミリー・ファミリー。これまでの資料請求数は約500件。竣工は2027年2月下旬予定。

「レーベン光が丘 GLOW GARDEN」完成予想図
「レーベン光が丘 GLOW GARDEN」の販売を行なう常設モデル「レーベンサロン池袋プロポーザルエンド」では、「MIRARESI」の展示コーナーを設け、来場者にアピールする

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