不動産ニュース / その他

2021/5/11

先進的なリースバック事業モデルを募集

 (株)価値総合研究所は10日、2021年度「先進的なリースバック事業モデルの創出・実証に向けた専門家派遣等の支援事業」の支援実施者の募集を開始した。国土交通省からの委託事業。

 今後、世帯数が減少に転じることが予測され、また既存住宅流通量では共同建てが増加基調にある一方で、一戸建て・長屋建てについては減少傾向となっており、住宅資産としての有効活用がなされていない実態が想定される。

 そうした中、近年の不動産市場で急速に拡大しているリースバックに着目。住み替えや相続の円滑化、老後の資金需要確保への対応など、戸建住宅等の新たな利活用手法として期待されているが、市場はまだ未成熟。今後、消費者が安心してリースバックを利用できる市場環境の構築に向け、課題の整理と対策を検討することが求められる。

 そこで、戸建住宅を対象に、先進的なリースバックモデルを開発しようとしている事業者を募集し、専門家派遣などを通じてサポート。リースバックの課題を把握する共に、リースバックの新たな可能性を模索する。

 募集期間は6月4日まで。募集要項は同社公表資料を参照。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

リースバック

不動産を売却し、その買主から当該不動産を賃借する方法。英語のLeaseback。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。