不動産ニュース / 開発・分譲

2021/5/17

代官山に隈 研吾氏設計の複合施設/東急不

「(仮称)代官山町プロジェクト」外観完成イメージ

 東急不動産(株)は17日、複合施設「(仮称)代官山町プロジェクト」(東京都渋谷区)の着工を発表した。

 開発地は、旧代官山東急アパート跡地で、同物件はこれまで「ラ・プラース代官山」「代官山ラヴェリア」「テノハ代官山」と形態を変えて運営されてきた。東急東横線「代官山」駅至近の八幡通り・代官山通りに面する立地で、敷地面積約4,084平方メートル。鉄筋コンクリート造地上10階地下2階建て、延床面積約2万1,875平方メートル。

 賃貸レジデンス、店舗、事務所からなるビルを開発する計画で、個々の用途にこだわらず施設全体が生活の場となるような、「暮らす」「働く」「遊ぶ」の異なるシーンがシームレスに融合する「新しいライフスタイル」を提案。賃貸レジデンスは、1LDK~メゾネット区画の59戸を、事務所はコワーキングオフィスなどを予定している。

 デザイン設計は、隈研吾建築都市設計事務所が担当。緑あふれるさまざまな形状の小さな木箱を積み上げたデザインを採用し、木箱と木箱の間には緑を、中庭として空とつながる開放的なアトリウムを設ける。

 竣工は2023年秋の予定。

フロア構成イメージ

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