不動産ニュース / その他

2021/5/19

三井不、中之島で大阪2拠点目の賃貸ウェットラボ併設施設

「未来医療国際拠点」外観イメージ

 三井不動産(株)は19日、先端医療の研究拠点「未来医療国際拠点」における「産学医連携ベンチャーエコシステム」の運営事業者に決定したと発表。(一社)ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(以下、「LINK-J」)と協業し、大阪2拠点目となる「賃貸ウェットラボ」併設施設を開発する。

 「未来医療国際拠点」とは、最先端の「未来医療」の産業化推進、およびその提供による国際貢献に寄与することをコンセプトに、(一財)未来医療推進機構が全体運営する予定の施設。ゲノム医療やAI診断などの最先端医療を提供する医療機関と、その開発に取り組む企業、ベンチャー、支援機関が集積する全国初の拠点となる予定で、2024年春のオープンを目指している。竣工は24年1月の予定。

 同施設は、京阪中之島線「中之島」駅・「渡辺橋」駅徒歩5分に位置。敷地面積8,600平方メートル、延床面積約5万7,000平方メートル、鉄骨造地上17階建て。

 同社は、3階(1,150平方メートル)、4階(1,150平方メートル)、5階(1,493平方メートル)のフロア運営を担当する予定。フロア内には、「賃貸ウェットラボ(創薬・再生医療等の研究者が液体気体等を使って実験を行なう場)」「コミュニケーションラウンジ」「スタートアップ向けオフィス」が一体となった施設を開設。LINK-Jが提供する交流プラットフォームとともに、ハード・ソフト両面でベンチャーエコシステムを構築していく。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆