不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/6/9

首都圏既存戸建て価格、4ヵ月連続で上昇

 (株)東京カンテイは9日、2021年5月の主要都市の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,261万円(前月比0.5%上昇)と、4ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都が5,177万円(同1.2%下落)と4ヵ月ぶりに下落。神奈川県は3,389万円(同5.0%)と3ヵ月ぶりに上昇した。千葉県も2,415万円(同0.1%上昇)と4ヵ月連続で上昇。埼玉県は2,492万円(同1.9%上昇)と反転上昇した。

 近畿圏の平均価格は2,538万円(同0.0%)と横ばい。府県別では、大阪府が2,694万円(同4.4%下落)と2ヵ月連続の下落。京都府も、3,431万円(同10.3%上昇)と大きく反転上昇した。兵庫県は、2,557万円(同3.8%上昇)と2ヵ月連続の上昇。近畿圏全体では、流通物件の減少で価格が上昇傾向にある。

 また、中部圏は平均価格2,312万円(同3.3%下落)、愛知県は2,836万円(同0.5%下落)と4ヵ月ぶりに下落した。福岡県は平均価格2,304万円(同2.4%上昇)と2ヵ月連続の上昇。

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