不動産ニュース / リフォーム

2021/6/10

シニア向け買取再販、世田谷・杉並等でも供給へ

LDK全景。キッチンは高さを抑え、断熱向上のためインナーサッシを付加した
廊下幅を拡大。玄関にはベンチと手すりを設置。廊下壁も手すりを付けられるよう下地加工している

 東急リバブル(株)は、アクティブシニアをターゲットにした区分リノベーションマンション「リディアスforシニア」の供給を加速する。東急田園都市線沿線(横浜市青葉区)を中心に、今後は東京都世田谷区・杉並区の一部まで供給エリアを拡大。今期は10戸以上の供給を目指す。

 同商品は、加齢により戸建住宅での暮らしに不安があるが、サービス付き高齢者向け住宅や介護施設に入居するまでではないシニア層をターゲットに、加齢に配慮したリノベーションメニューと医療機関と連携したヘルスケアサービスや警備会社の駆け付けサービスなどの付加で差別化。安全・安心の住まいとして提案するもの。シニア向けリノベーションノウハウは、グループ会社の東急不動産(株)の高齢者向け住宅などを参考にした。改修する物件は、駅からの距離や買い物利便性、急な坂道・階段等のないこと、建物の耐震性やバリアフリー性など、シニア層の生活や移動に支障がないことを前提に仕入れていく。

 現在、初弾商品として、東急田園都市線「青葉台」駅徒歩5分に立地する物件(専有面積約75平方メートル、2LDK)を販売中。フルスケルトンリフォームにより、廊下幅を拡大したほか、居室間の回遊性を高めた。玄関には、折り畳みベンチや手すりを設置。廊下には手すり用下地を施工した。断熱性を高めるため、インナーサッシを追加。トイレは自動開閉便座、浴室は緊急時に救出しやすい折れ戸としている。キッチンやクローゼット、スイッチ類は高さを抑えたほか、高所となる換気扇はIHヒーター連動とした。

 駆け付けサービスは入居時にすぐ使えるようにコントローラーを室内に設置。ヘルスケアサービスも、入居時から申し込みできるよう、タブレット端末を配布する。物件価格は6,380万円。

 同物件に続き、すでに「青葉台」駅エリアで2戸、「藤が丘」エリアで1戸の販売を予定。各種ソフトサービスの付加が前提となるため、それらのサービスエリアを中心に、同社のシニアサロンの顧客が多いエリアで供給数を増やしていく方針。

駆け付けサービスは専門業者との契約となるが、入居時から使えるようコントローラーを設置
クローゼットを介して寝室とリビングを移動できる。クローゼットの棚やハンガーの位置は通常より下げてある

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