サッポロ不動産開発(株)は、オフィスビルプロジェクト「Sreed EBISU +t」(東京都渋谷区)を着工した。Well-beingでフレキシブルなオフィスとして展開する「Sreed」シリーズの第3弾。
東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅から徒歩2分に立地。鉄骨造一部木造地上9階建て。敷地面積103.45平方メートル、延床面積562.27平方メートル。
鉄骨と木材を組み合わせたデザイン性の高い空間を創出。鉄骨造の柱梁フレームの中に再生可能な循環資源である木材の耐震方杖架構を組み入れた。大規模な木造建築物等の先導的な整備事例として、国土交通省のサステナブル建築物等先導事業(木造先導型)に採択されている。
フロア面積は80.09平方メートル。各フロアにはテラスを設置し、入居テナント同士のコミュニケーション空間としても活用できるように設計した。「無人コンビニ」やクラウド型入退出管理による「顔認証セキュリティ」等、IoT設備も採用した。
家具などを備えたセットアップオフィスとして提供し、入退去時の費用を軽減。スタートアップ等を支援する方針。
2022年5月竣工、同年6月開業を予定。