不動産ニュース / 開発・分譲

2021/6/15

横浜・幸浦でマルチテナント型物流施設開発

「ESR 横浜幸浦ディストリビューションセンター2」外観イメージ

 ESR(株)はこのほど、マルチテナント型物流施設「ESR 横浜幸浦ディストリビューションセンター2」(横浜市金沢区)を着工した。

 金沢シーサイドライン「並木北」駅から徒歩約9分に立地。首都高速道路湾岸線「幸浦IC」より2.4km、横浜横須賀道路「並木IC」より約2.5kmに位置し、都心等へのアクセスの良さを生かしeコマースや輸出入を伴う工業製品のニーズに対応する。

 敷地面積9万282平方メートル、延床面積19万5,373平方メートル、免震構造等で地上4階建て。ワンフロア約1万3,000坪。最小賃貸区画は920坪。施設内には、ワーカー用の休憩ラウンジ(南北2ヵ所)や、託児所、女性用パウダールーム、フィットネスルーム、シャワー室などを設置する。

 環境配慮への取り組みとして、全館LED照明、環境配慮型照明システム、自家消費型太陽光発電システムを導入。環境や省エネルギーに配慮した評価として、CASBEEAランク基準を満たし、BELSの最高位5スター認証も取得する見込み。また、敷地内で30年ほど前に植樹され、近年は荒廃が進んでいた木と池や生態を守るために、ランドスケープデザイナーを起用し「金沢の森」を再構築する。

 竣工予定は2023年1月。竣工後、「金沢の森」は地域住民にも開放する予定。

 なお、同敷地内では「ESR 横浜幸浦ディストリビューションセンター1」の開発がすでに進められている。総投資額は合計で約1,000億円を見込む。

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