三井不動産レジデンシャル(株)などディベロッパー10社(※)は25日、2021年11月中旬に「HARUMI FLAG」(東京都中央区)の販売を再開すると発表。分譲住宅街区「SUN VILLAGE」(総戸数1,822戸)の第1期、「SEA VILLAGE」(総戸数686戸)第2期をそれぞれ販売する。
「HARUMI FLAG」は、東京オリンピック・パラリンピックの選手村(敷地面積約18ha)を活用した5,632戸の住宅や商業施設等で構成する大規模再開発。東京オリンピック・パラリンピックの開催延期決定を受け、販売開始を延期していた。販売再開に伴い、休止していたパビリオン見学会も8月に再開する。
18年10月末のオフィシャルサイト開設からこれまでの物件エントリー数は3万6,000件超、パビリオン見学会休止期間中も5,000件超のエントリーがあったという。販売再開に当たっては、感染症予防対策に加え、プレゼンテーションコーナーの一部をリニューアルする。
「SUN VILLAGE」は7棟で構成。第一工区の1,089戸(タワー棟733戸を除く)のうち一部住戸(A・B・C・D・F棟)が第1期の販売対象となる。専有面積は61.06~116.58平方メートル、間取りは2LDK~4LDK。価格は4,900万~2億2,900万円台、最多価格帯が6,400万円台。
「SEA VILLAGE」は5棟で構成。第2期販売の住戸の専有面積85.37~123.01平方メートル、間取りが3LDK~4LDK。今まで販売したA・B・D棟に加え、C・E棟の一部住戸を新たな販売対象とする予定。
いずれも販売戸数は11月の発表、竣工は23年秋を予定。入居開始は板状棟が24年3月下旬 、タワー棟が25年9月下旬を予定する。
※三井不動産レジデンシャル(代表会社)、三菱地所レジデンス(株)、野村不動産(株)、住友不動産(株)、住友商事(株)、東急不動産(株)、東京建物(株)、NTT都市開発(株)、日鉄興和不動産(株)、大和ハウス工業(株)