不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/6/30

新設住宅着工、3ヵ月連続で増加

 国土交通省は30日、2021年5月分の建築着工統計を公表した。

 新設住宅着工戸数は7万178戸(前年同月比9.9%増)と、3ヵ月連続の増加となった。新設住宅着工床面積は585万2,000平方メートル(同12.6%増)と2ヵ月連続の増加に。季節調整済年率換算値は87万5,000戸(前月比0.9%減)と、5ヵ月ぶりに減少した。

 利用関係別では、持家が2万2,887戸(前年同月比16.2%増)と、7ヵ月連続の増加。貸家は2万5,074戸(同4.3%増)と、3ヵ月連続の増加となった。分譲住宅は2万1,426戸(同8.4%増)で、先月の減少から再び増加した。分譲住宅のうち、マンションは9,444戸(同1.6%増)、一戸建住宅は1万1,797戸(同13.6%増)。

 三大都市圏別では、首都圏が総数2万5,801戸(同14.0%増)、内訳は持家5,032戸(同19.9%増)、貸家1万338戸(同10.4%増)、分譲1万313戸(同14.7%増)。中部圏は総数7,918戸(同21.8%増)、うち持家3,176戸(同15.7%増)、貸家2,600戸(同37.3%増)、分譲2,129戸(同15.1%増)。近畿圏は総数1万264戸(同1.3%増)、うち持家2,833戸(同22.4%増)、貸家3,805戸(同6.0%増)、分譲3,230戸(同23.2%減)となった。

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