不動産ニュース / 開発・分譲

2021/7/7

11ホテルを統括する上位ブランド設置

 (株)グローバルエージェンツはこのほど、現在展開する6ブランド11ホテルを統括する上位ブランド(アンブレラブランド)として、新たに「LIVELY HOTELS(ライブリーホテルズ)」を立ち上げた。

 宿泊するという機能的価値だけでなく、滞在を通して宿泊者が何らかのアップデートを得られる「体験価値」の提供をブランドコンセプトとする。アンブレラブランドによる共通のインフラやサービスを用意することで、宿泊者に安心感を提供しつつ、それぞれのホテルの個性を楽しんでもらう。

 各ホテルには、コンシェルジュに代わり地域の情報を知り尽くした「キュレーター」と呼ぶ役職を配置。店の予約等はゲスト自身に行なってもらい、キュレーターは属性や滞在期間に合わせた最適な情報提供に特化する。客室には化粧品、家電、ゲーム機器など約100種類を超えるアメニティ・レンタル品を用意。ゲストからのフィードバックを基に、随時品揃えや在庫の拡充も図る。今年からは顧客管理システムの自社開発にも着手しており、ゲストごとにパーソナライズされた高度なサービスも提供していく。

 また、同ブランドの設置に合わせ、会員制度「LIVELY CLUB」のサービスも開始。宿泊階数に応じたステータスアップの仕組みに加え、全国各地のライブリーホテルズを巡ることでスタンプを獲得し、巡ったホテル数に応じて称号や記念品が貰えるシステムを導入した。

 7日、オンラインで会見した同社代表取締役の山崎 剛氏は、「ブランディングと顧客満足度のさらなる強化を図りながら、アフターコロナを見据えた新たなホテル開発も再開していく。自社開発のみならず、既存ホテルの運営連携やパートナーシップ等を通じ、ライブリーホテルズのチェーンホテル数拡大も目指す」などと語った。

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