野村不動産ソリューションズ(株)は8日、2021年7月1日時点の首都圏「住宅地価格動向」調査結果を発表した。調査地点数は168ヵ所。
21年4~6月期の平均変動率は1.8%(前回:1.0%)となり、4四半期連続でプラスとなった。エリア別では、東京都区部が1.8%(同1.5%)、東京都下が2.0%(同1.0%)、神奈川が0.5%(同0.8%)、埼玉3.7%(同0.6%)、千葉0.9%(同1.1%)といずれもプラス。3エリアではプラス幅も拡大した。
168地点のうち、「値上がり」を示したのは43.5%(同41.7%)、「横ばい」が56.5(同57.1%)、「値下がり」は0.0%(同1.2%)と、値下がり箇所がなくなった。
年間ベースでの平均変動率は3.9%(同1.3%)と、3四半期連続のプラスで、プラス幅も拡大した。「値上がり」は66.1%(同44.6%)、「横ばい」は33.3(同42.9%)、「値下がり」は0.6%(同12.5%)だった。