不動産ニュース / リフォーム

2021/7/16

JR北海道、帯広のホテルをサ高住に転用

 北海道旅客鉄道(株)(JR北海道)は14日、2011年に開業した宿泊特化型ホテル「JRイン北海道」(北海道帯広市、総客室数137室)を改修し、サービス付き高齢者向け住宅「(仮称)ブランJR帯広駅前」(総戸数49戸)に業態変更すると発表した。

 同ホテルは、00年1月に「ホテルヒーロー」として開業。のちにJR北海道が取得している。築21年を経過し、建物・設備の老朽化を課題として、アフターコロナを見据えた将来像を検討したところ、中長期的な安定需要が見込めるサ高住に業態変更することが望ましいと結論付けた。

 JR「帯広」駅前に立地し、敷地面積は約1,091平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート地上9階建てで、延床面積は約4,305平方メートル。改修後はワンルーム21戸、1LDK・14戸、2LDK・14戸とする。

 「ブラン」シリーズのサ高住は今回で6棟目。これまでと同様、同社が建物を所有し、建物をミサワホーム北海道(株)に賃貸する。総事業費は約6億5,000万円を想定している。

 今後、11月末でホテルを閉館し、今冬に改装工事着手する計画。サ高住としての開業は22年度秋頃を予定している。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。