マリモ地方創生リート投資法人(MRR)は18日、2021年6月期決算を発表した。
当期(21年1月1日~6月30日)の売上高は、営業収益13億1,300万円(前期比2.5%増)、営業利益5億7,000万円(同1.9%減)、経常利益4億8,100万円(同0.3%増)、当期純利益4億8,000万円(同0.3%増)。1口当たり分配金は3,146円(同10円増)だった。
各地域の特色を踏まえたリーシング活動や、個別物件の特性・稼働状況を考慮したテナント募集条件の設定などを実施。運用物件の安定した稼働、およびダウンタイムの短縮に努めた。また、内部成長の一環として、物件のバリューアップ工事による賃料収入の増額等を実現。コスト削減、顧客満足度の向上に向けた運用も行なった。期末時点の保有資産は32物件、取得価格合計は304億5,000万円。稼働率は98.0%。期中平均稼働率は97.5%となった。
次期は、営業収益12億8,100万円、営業利益5億5,700万円、経常利益4億4,500万円、当期純利益4億4,400万円、1口当たり分配金3,401円を見込む。