（株）不動産経済研究所は19日、2021年7月度の首都圏分譲マンション市場動向を発表した。
同月の発売戸数は1,952戸（前年同月比6.3％減）と、20年11月以来の減少となった。地域別では、東京23区932戸（同25.3％増）、都下95戸（同64.3％減）、神奈川県484戸（同12.6％減）、埼玉県199戸（同48.0％減）、千葉県242戸（同77.9％増）。
月間契約率は68.3％（同5.9ポイント上昇）。
1戸当たりの平均価格は6,498万円（同6.1％上昇）、1平方メートル単価は98万4,000円（同7.8％上昇）と、いずれも3ヵ月ぶりに上昇した。
即日完売物件は「リビオ練馬豊島園」1期2次（東京都練馬区、7戸、平均1倍、最高1倍）など2物件27戸。
月末時点の販売在庫数は6,087戸で、前月末から308戸減少した。
8月の発売戸数は1,500戸程度を見込む。
