不動産ニュース / 開発・分譲

2021/8/24

リスト、「辻堂」駅北口エリアでマンション

「リストレジデンス湘南辻堂」完成予想図

 リストデペロップメント(株)は、分譲マンション「リストレジデンス湘南辻堂」(神奈川県藤沢市、総戸数61戸)の1期(戸数未定)の登録・抽選を、9月中旬にも行なう。

 同物件は、JR東海道線「辻堂」駅徒歩8分に立地する、地上7階建てのマンション。建設地は大型ショッピングモールのある同駅北口エリアの住宅街。用途地域は準工業地域で、建設地も元工場跡地だが、南東側に蓄電池工場がある以外は戸建住宅が立ち並んでいる。相模湾までは東海道線をまたいで直線距離で2km強。

 外観は、白色のタイル張りで、低層階はバルコニー手摺をガラス張りとした。住戸は、2LDK+S、3LDK、専有面積約63~70平方メートル。直床・二重天井、比較的コンパクトな間取りながら、ウォークインクローゼットを2室に設置。LDと隣接する洋室はウォールドアとして一体利用が可能。食洗器、ディスポーザーも標準。マリンスポーツ愛好の入居者向けに、屋外サーフボード置き場、シャワーブースを設置。集会室にはテレワークスペースを設ける。

 販売価格は、坪245万~250万円で調整中。6月中旬にホームページをオープン。現在までの反響数は約200件。地元藤沢市の反響は4割弱で、残りは都内中心にエリア外と広域から反響を得ている。駅北口の繁華性、建設地周辺の環境、平坦地、海が近いなど、コロナ禍以後の郊外回帰ニーズをうまく取り込んでいるという。

モデルルーム。コンパクトな間取りながら、2室WICやウォールドアなどで使い勝手を向上させている

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