不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2021/8/27

賃貸マンション開発で私募ファンド組成/日本エスコン

 (株)日本エスコンは26日、SPC「合同会社横浜阪東橋開発プロジェクト」(東京都千代田区)を賃貸マンションファンドとして組成し、同ファンドに匿名組合出資すると発表した。

 「横浜阪東橋開発プロジェクト」は、賃貸マンション(横浜市南区、賃貸可能戸数60戸)で、横浜市営地下鉄ブルーライン「阪東橋」駅徒歩5分に立地。敷地面積362.45平方メートル、延床面積2,077.37平方メートル、鉄筋コンクリート造地上10階建て。鑑定評価額12億円。

 同社は、同プロジェクトについて、同SPCと開発業務委託契約を締結し、開発後、賃貸マンションとして運用を行なう。

 同社グループは、2021年中に子会社の(株)エスコンアセットマネジメント
(EAM)を資産運用業務受託者として、不動産私募投資法人(エスコジャパンプライベートリート(仮称))の組成と運用開始を計画。「エスコンジャパンプライベートリート(仮称)」は、一定期間運用後、同物件に係る信託受益権の譲渡契約を同SPCと締結し、受益権者となる予定。

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私募ファンド

投資家から資金を募って運用する事業のなかで、資金を募る対象者が狭く限定されているものをいう。また「プライベートファンド」ということもある。

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