不動産ニュース / その他

2021/8/30

「御茶ノ水ソラシティ」に再エネ電力、CO2排出量ゼロに

「御茶ノ水ソラシティ」

 大成建設(株)、ヒューリックリート投資法人、安田不動産(株)、芙蓉総合リース(株)、大成有楽不動産(株)、ヒューリック(株)は27日、共同で事業を推進する大規模複合ビル「御茶ノ水ソラシティ」(東京都千代田区)において、9月1日より全電力を再生可能エネルギー由来電力(以下、再エネ電力)に切り替えると発表した。

 JR「御茶ノ水」駅徒歩1分。事務所、店舗、大学等教育関連施設等が入居する2013年竣工の地上23階地下2階建てのビル。延床面積は10万2,231平方メートル。

 これまでにオフィスフロア・共用部へのLED照明器具全面導入、コア南面配置等による熱負荷低減、高効率機器の採用等により、熱負荷低減や省エネルギー指標において東京都が定める最高水準を達成。さらに、太陽光発電設備導入や地下鉄湧出水活用など、未利用エネルギー・未利用資源の活用を進めてきた。

 今般、環境配慮の視点から更なる取り組みを進めるべく、KDDI(株)と契約しビルで使用する全電力を再エネ電力(RE100メニュー)に切り替える。

 これにより同ビルでは電気購入由来のCO2排出量ゼロを実現し、年間約6,000トンのCO2削減を見込む。また、ビルで使用する全電力量をRE100対応としていることから、同ビルに入居するすべてのテナントが再エネ由来100%の再エネ電力を利用できるようになる。

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