不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2021/9/1

RPA・AIで業務効率化。3ヵ月で6,000時間削減

 ケイアイスター不動産(株)は8月31日、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)と、AI-OCR(AIによる光学文字認識)の活用によって2022年3月期第1四半期の3ヵ月で約6,000時間の工数削減に成功したと明らかにした。

 同社は19年7月にIT成長戦略として「生産性向上による高回転経営」を掲げ、専門部署を設置。主力の新築戸建分譲事業の管理データの集計・分析、販売棟数拡大に伴う業務・人員コストの増大に対して、これらのデジタル技術を活用して効率化。市町村ごとに異なるフォーマットの固定資産税清算手続きや、定期点検サービス依頼書入力などといった作業を自動化し、生産性向上や作業時間の削減と正確性アップを進めている。このほかにも、単票から一覧・一覧から単票への転記など、従来は人が手作業で行なっていた業務を自動化したほか、工程管理のシステム化なども進めている。

 現在は62体のロボットが稼働中。20年2月の本格運用開始以来、これまでに削減した工数は約2万時間。今後、社内各部署から寄せられる業務自動化ニーズに迅速に対応することで、22年3月期は約3万時間の工数削減を計画する。

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2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。