不動産ニュース / その他

2021/9/13

積水ハ不動産Gを再編、中間持株会社体制へ

 積水ハウス(株)は9日、グループ内で不動産売買・仲介事業、賃貸管理・サブリース事業等を手掛ける、積水ハウス不動産グループ(積水ハウス不動産各社、積和グランドマストおよびその子会社等)の組織再編と、それに伴う中間持株会社体制への移行に伴う分割準備会社の設立を決定した。

 中間持株会社(積水ハウスの完全子会社)として、積水ハウス不動産ホールディングス(株)(大阪市北区、代表者:未定)を11月1日に設立。積水ハウスの仲介賃貸事業本部が管轄する事業を積水ハウス不動産ホールディングスに吸収分割する。吸収分割契約締結は12月上旬の予定。

 エリア戦略や高品質の不動産管理を実現し、機動的な人事制度改革等を実施するとともに、中間持株会社への権限委譲と責任の明確化により、成長戦略の実現とガバナンスの強化による「ストック型ビジネス」の成長を図る。

 会社分割効力発生日は2022年2月1日の予定。

 10日の記者会見で、積水ハウス代表取締役社長執行役員兼CEOの仲井嘉浩氏は、「入居者・オーナー向けサービスの向上を図る。活発な人材交流、業務の効率化も実施していきたい。また現在、国では賃貸住宅の長期優良住宅制度の検討が進められているが、同制度スタート後に認定が受けられるよう、賃貸管理サービスの質の向上を進めていく」などと述べた。

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