不動産ニュース / 開発・分譲

2021/9/15

「下北線路街」に客室の“時間貸し”導入したホテル

「MUSTARD HOTEL SIMOKITAZAWA」外観
20平方メートルのバルコニーを付帯した、デラックスハリウッドツイン内観

 小田急電鉄(株)は、同社が推進する「下北線路街(しもきたせんろがい)」(東京都世田谷区)で、都市型ホテル「MUSTARD HOTEL SIMOKITAZAWA」(客室数60室)を16日に開業する。15日、報道陣に公開した。

 下北線路街は、小田急線「東北沢」駅~「世田谷代田」駅の地下化に伴ってできた全長約1.7km・敷地面積約2万7,500平方メートルの線路跡地を開発するプロジェクト。ホテルは、小田急線「下北沢」駅より徒歩6分、「東北沢」駅より徒歩2分。6月に開業した商業施設「reload」の至近に立地する。延床面積約1,767平方メートル、鉄骨造地上2階建て。運営は(株)GREENINGが行なう。

 “街の隠し味”をコンセプトに、滞在を通して、下北エリアに根付く音楽や演劇、古着を始めとした多様な文化に触れることができる施設を目指す。

 客室は、スーペリアダブル(40室、15平方メートル)を中心に、スーペリアハリウッドツイン(12室、17平方メートル)、セミダブルバンクツイン(4室、15平方メートル)、20平方メートルのバルコニーを設けたデラックスハリウッドツイン(2室、30平方メートル)など、全6タイプを用意し、全客室にレコードプレイヤーを完備。下北沢に拠点を置くスタジオ併設型レコードショップ「Jazzy Sport」が監修したレコード300枚取り揃え、宿泊者に無料でレンタルする。宿泊料金は、スーペリアダブルで1万2,000円~1万8,000円。非接触のセルフチェックインサービスを導入し、感染対策にも配慮。1階には、宿泊者以外にも開放する飲食店舗2店を誘致した。

 テレワークニーズ等を踏まえ、客室の時間貸しプランも用意。プロジェクターやパソコン、音響機器など必要な備品も貸し出す。料金は30分500円から。マッサージや鍼灸など、パーソナルビジネスでの客室利用も見込んだ会員組織も創設。定期的な客室提供や会員間の情報提供、送客等をサポートしていく。一方、長期滞在プランでは、隣接する「reload」の対象店舗で割引メニューを提供するなど、多様なサービスを付帯。料金は30泊15万円(客室はスーペリアダブル)。

 そのほか、同施設に滞在するミュージシャンと連携した音楽イベントなど、多彩なイベントも開催していく予定。

1階に併設するカフェ「SIDEWALK COFFEE ROASTERS」。コーヒーや自家製ベーグル等を提供する
1階の焼酎BAR「くらげ」。店主が厳選した40種類の焼酎や泡盛を用意するほか、ヴィンテージスピーカーを設置し、音楽も楽しめるようにした(現在は休業中)

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