不動産ニュース / 開発・分譲

2021/9/30

上北沢に50棟目のソーシャルアパートメント

多機能キッチンをメインとしたラウンジ
同社初の屋外ワークスペース「Working Garden」

 (株)グローバルエージェントは、50棟目となるソーシャルアパートメント「NEIGHBORS(ネイバーズ)上北沢」(東京都世田谷区、総戸数49戸)を、10月1日にオープン。同物件のオープンにより、同社が運営するソーシャルアパートメントは3,000戸超となる。

 京王電鉄京王線「上北沢」駅徒歩2分に位置。鉄骨造地上3階建て。コロナ禍で入居者が減少した築5年のシェアハウスを所有するオーナーから相談を受け、同社がソーシャルアパートメントにリノベーションした。居室は11.38平方メートル、全室1ベッドルームタイプ。

 同物件は、“SPICE(スパイス)”をコンセプトに、多機能キッチンをメインとしたラウンジや、多種類のハーブを自然栽培するハーブガーデンなど、日々の生活にちょっとしたスパイスを与える共用部を用意。同社が展開するソーシャルアパートメントで初となる、屋外のワークスペースも設けた。

 ラウンジには、一人暮らしでは揃えるのが難しい最新家電や調理器具を備えたキッチンを設置。「毎日の料理とキッチンでの交流にワクワクする場」を提供し、入居者のコミュニティ形成を促す。
 また、コロナ禍におけるリモートワークの需要に合わせ、3つのワークスペースを用意。「Working lounge」は、長時間のデスクワークで考えや身体が凝り固まってしまわないよう、リラックスしたスタイルで仕事ができるようソファ席を設けた。「Work booth」には、音漏れすることなくオンライン会議ができるプライベートスペースを3つ設置。ベンチやガーデンテーブルにコンセントを設置した「Working Garden」では、都会でありながらハーブの香りとともに仕事ができる環境を提供する。

 月額賃料は7万~8万1,000円。全49戸のうち34戸が契約済み。入居者平均年齢は30.1歳、男女比は男性38%、女性62%。コロナ禍で在宅勤務の入居者が多いことから、ワーキングスペース付きの住環境を求める傾向が高いという。

この記事の用語

リモートワーク

従業員が、情報システムを利用して自宅など職場以外の場所で勤務すること。英語のremote working(リモート ワーキング)である。

続きはR.E.wordsへ

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