不動産ニュース / 開発・分譲

2021/10/7

神戸の病院一体型マンションを販売開始/ミサワH

「ファインレジデンス神戸新長田」外観イメージ

 ミサワホーム(株)は7日、分譲マンション「ファインレジデンス神戸新長田」(神戸市長田区、総戸数80戸)の販売を開始したと発表。

 京阪電鉄不動産(株)、特定医療法人一輝会とともに特定建築者として建設する複合施設「ASMACI 神戸新長田」として、「荻原記念病院」と一体で開発している。神戸市営地下鉄西神・山手線、海岸線「新長田」駅徒歩5分に立地。敷地面積3,736.70平方メートル、延床面積1万5,073.54平方メートル、鉄筋コンクリート造地上14階建てで、1~5階が病院フロア、6~14階が住戸フロア。

 「荻原記念病院」は、一輝会が市内で経営する2つの病院を再編・統合するもので、地域の医療ニーズを踏まえて回復期リハビリテーション・地域包括ケア・医療療養の142床を備える。マンション居住者向けには、インターフォンを利用した情報配信など、かかりつけ医のようにヘルスケアをサポート。小児科・産婦人科・婦人科に特化した「オンライン医療相談サポート」、住民交流や子育て、防災などのイベントを開催する「コミュニティサポート」、日々の健康づくりを支える「エクササイズサポート」なども用意する。
 そのほか、敷地内には「オーバルパーク」を設け、入居者や病院利用者、地域住民によるイベントも開催する。

 「ファインレジデンス神戸新長田」は、エントランスや宅配ボックスの開錠、エレベーター操作など、建物入り口から各住戸までの共用設備を非接触仕様を採用。6階には入居者専用のオーナーズラウンジを設け、Wi-Fi環境に加え、テレワークに対応した大テーブルやリモートブースを配置する。住戸においても在宅ワークができるマルチスペースを設けたプランを用意した。間取りは2LDK・3LDK、専有面積は53.34~75.91平方メートル。9月より販売を開始している。

 竣工は、2023年1月の予定。

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