不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/10/18

9月の近畿圏マンション、2ヵ月連続で発売戸数前年割れ

 (株)不動産経済研究所は18日、2021年9月の近畿圏分譲マンション市場動向を発表した。

 同月の発売戸数は1,210戸(前年同月比1.5%減)と、2ヵ月連続で前年同月を下回った。契約率は59.4%(同9.8ポイント低下)と低調だった。

 1戸当たりの平均価格は4,747万円(同1.4%上昇)、1平方メートル単価は76万3,000円(同11.9%上昇)となり、共に2ヵ月連続で上昇した。

 即日完売物件は「シエリア京都鴨川二条ザ・テラス」1期1~6次(京都市中央区、15戸、平均1倍・最高1倍)など3物件18戸。

 月末時点の販売在庫数は3,551戸で、前月末から6戸増加した。

 9月の発売戸数は1,600戸程度を見込む。

 また同日、21年度上半期(21年4~9月)の主要指標も発表。発売戸数は8,355戸(前年同期比42.1%増)、契約率は69.6%(同2.1ポイント低下)と7割を下回った。平均価格は4,538万円(同13.0%上昇)、平均平方メートル単価は73万7,000円(同7.7%上昇)となった。

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