不動産ニュース / 開発・分譲

2021/11/8

「目黒」駅前でイノベーションオフィス第6弾

「SENQ目黒」エントランス
正面はコワーキングスペース、左は受付カウンター。随所にソファやスツール、観葉植物等を配置し、居心地の良い空間を創出した

 中央日本土地建物(株)は1日、オープンイノベーションオフィス「SENQ(センク)目黒」(東京都目黒区)を開業。8日、報道陣に公開した。センクシリーズの6拠点目となる。

 「SENQ」は、各拠点のエリア特性に応じてテーマを設定した、会員制のイノベーションオフィス。拠点内・拠点間の入居者をつなぐ交流イベントや、自治体、金融機関、電鉄会社などアライアンスパートナーとの連携による協業・共創支援を通じ、会員企業の事業成長をサポートしている。

 「SENQ(センク)目黒」は、JR他「目黒」駅徒歩3分の「目黒センタービル」8階に位置。テーマを「Advanced life style」とし、「暮らしながら働く」をコンセプトに、自宅のように居心地の良い空間づくりを意識した。

 スモールビジネスに適したオフィス(2~7人用)を13室、天井まで仕切られたソロブース(1人用)を26室、コワーキングスペース48席を用意。月額賃料は、2人利用のオフィスが13万2,000円~、ソロブースが8万2,500円、コワーキングが2万2,000円。いずれも税込み。

 コワーキングスペースには、ソファや形に違うスツールを配置したラウンジや、天然木を用いたフローリングの小上がりにコーヒーやお菓子等を無料で提供するダイニングスペースを設置。入居者がリラックスできるようにした。施設入口近くに受付カウンターを設け、平日9時~20時までスタッフが常駐。コワーキングスペースや会議室等の共用スペース管理や会員宛ての来訪者対応等を担う。

 SENQ会員の特徴であるベンチャー・スタートアップのほか、エリア近辺の在住ワーカーの利用も見込む。既に会員募集を開始。現在、申し込みはコワーキング1件のみだが、他のSENQからの移転を希望する企業からの問い合わせは多い状況。「コロナ禍の影響でスロースタートとなったが、ウェブ広告等も積極的に活用し徐々に埋めていく」(同社事業統括部イノベーション開発室次長・中川言一氏)。

コワーキングスペースにはダイニングも設置。コーヒーやお菓子等を無料で提供する
ソロブース

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