(株)共立メンテナンスは9日、2022年3月期第2四半期決算(連結)を公表した。
当期(21年4月1日~9月30日)は売上高677億1,300万円(前年同期比20.4%増)、営業損失56億1,900万円(前年同期:営業損失44億8,600万円)、経常損失52億3,000万円(同:44億8,600万円)、当期純損失40億7,600万円(同:純損失78億5,600万円)となった。営業損失・経常損失の拡大は前年同期に緊急事態宣言発出に休業等の損失を特別損失として計上したため。
主力の寮事業は、売上高232億7,400万円(前年同期比0.8%減)、営業利益25億900万円(同8.5%減)となった。留学生の来日延期や新入社員研修の中止などにより期初稼働率は92.1%と前年同期に比べてマイナスでスタート。新規開業などでカバーしたものの、稼働率の低下により減益となった。
ホテル事業は、売上高266億9,700万円(同45.0%増)、営業損失76億100万円(同:営業損失67億4,800万円)。当期2施設が開業し、国内旅行者による稼働率回復が奏功し、大幅な増収となった。
通期業績については売上高1,730億円、営業利益20億円、経常利益19億円、当期純利益1億円を見込む。