不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/11/25

東京、大阪は引き続き「賃料下落フェーズ」/JLL

 JLLは24日、「オフィス プロパティ クロック(不動産時計)」の2021年第3四半期について発表した。

 「オフィス プロパティ クロック」は、世界主要都市のオフィス賃料動向を示す同社独自の分析ツール。Aグレードオフィスの定義は、東京は都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の延べ床面積3万平方メートル以上、基準階面積1,000平方メートル以上。大阪は中央区、北区、福岡は中央区、博多区で、いずれも延床面積1万5,000平方メートル以上、基準階面積600平方メートル以上。

 東京と大阪のAグレードオフィス賃料は、ともに「賃料下落」フェーズ、福岡のAグレードオフィス賃料は「賃料のピーク」で、いずれも前期(第2四半期)と変わらなかった。

 今後について同社では「社会経済活動の持ち直しのペースが加速するに従い新規賃借需要の回復が期待されるものの、予定されている大規模な新規供給は潜在的需要の喚起が期待される一方、競争力に劣る一部ビルの賃料下押し圧力の要因となる可能性がある」と指摘している。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆