不動産ニュース / 開発・分譲

2021/12/13

ニューノーマルに対応、全館空調システム装備の住宅

「FORTINA X」外観

 パナソニック ホームズ(株)は13日、全館空調システム「エアロハス」を標準装備し、ZEHにも対応できる住宅「FORTINA(フォルティナ)X」を、2022年1月6日に発売すると発表した。

 ニューノーマルな暮らしにおけるニーズの高まりを受け、従来、制震鉄骨軸組構造と重量鉄骨構造の住宅だけに採用していた「エアロハス」を改良。大型パネル構造の「FORTINA X」に標準装備する。

 エアロハスは、専用エアコン1台で、居室のみならず廊下や洗面室等の非居住空間も換気。ホコリや花粉、PM2.5にも対応する。一般的な全館空調システムと比較し、消費エネルギーを約26%削減。これにより、太陽光発電システム搭載の大容量化を抑えてZEH化しやすく、快適な居住性能と環境負荷低減の両立を図る。

 同住宅の大型パネル構造は、外壁や床、屋根などのパネル構造体を強固に結合して建物を構成。構造体全体で鉛直方向・水平方向の加重を受け止め、優れた耐震性を発揮する。

 北海道および一部地域を除く全国で販売。建物本体価格は3,000万円(税込み)から、初年度は1,000棟の販売を目指す。

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