プロロジスは22日、「プロロジスパーク古河4」(茨城県古河市)を起工した。
同社が進める「プロロジス古河プロジェクトフェーズ2」の1棟目。フェーズ1では、約10万6,000平方メートルの敷地に3棟のBTS型物流施設を開発、稼働している。フェーズ2は、フェーズ1の南西側約17万7,000平方メートルに同施設と複数のBTS型物流施設を建設する。
開発地は、圏央道「五霞IC」から車で約10分。敷地面積約6万8,000平方メートル。建物は鉄骨造地上3階建て。延床面積は、約12万3,200平方メートル。ワンフロア最大9,000平方メートル。施設全体で最大6企業の入居が可能。化粧品やアルコール類の保存が可能な小型倉庫を敷地内に併設、さまざまな用途・業種の物流需要に対応する。
施設内には、従業者向けカフェテリアやコンビニエンスストアを整備。BCP対策として、非常時の発電機燃料のオイルタンクを備え、最大7日分の電力供給が可能。断水時にも約30日間トイレが使えるよう給水設備も備える。またESG推進・環境負荷軽減に向け、施設内はセンサー付きLED照明、自家発電ソーラーを設置し、ゼロエネルギービルとする計画。
竣工は2023年3月の予定。